精神を患ったことで気づけたたった一つのこと

気分転換の方法は季節の変化を感じるために日の光を浴びてみる 体験談
今回は精神疾患で悩んだ体験から気づいたことを
体験談からシャアしていきます。
 
 
 
 
 
これは私の体験ではないですが
私の知り合いで体験していた人に気持ちを聞いたので
それをそのままお伝えできたらと思います。
 
 
 
 
 
たくさんの気づきがあると思うので
ゆっくり時間のあるときにでも
読んでくれると嬉しいです。
 
 
 
 
 

精神を患ったことで気づけたたった一つのこと

 
私は精神を患ってから回復するまでの間に
いろんなことがありました。
良いこと、悪いこと、希望と絶望。
 
 
「自分はどうしてこんなことになってしまったのだろう」と
何度も後悔をしました。
 
 
 
ですが、いざトンネルの出口がすぐそこに
見えたとき、思ったんです。
 
 
 
「ああ、これは私にとって、私の人生において、
必要な痛みだったんだな」と。
 
 
 
 
 

◆辛い中で生き抜くことで得たもの

 
 
 
 
 
それは、思いやりの気持ちです。
それまでの私は、人の気持ちがよく分からない人でした。
 
 
 
 
「なんでみんな群れたがるんだろう」
「なんで誰かに意地悪するんだろう」
「どうしてそんなことで悩む必要があるんだろう」
「悩む時間を、他の有意義なことに使おうと思わないんだろうか」
 
 
 
 
 
私は学生時代、同年代の子たちとあまり気が合いませんでした。
私は彼女たちを理解できずに、歩み寄ろうともしなかったし、
彼女たちもまた、私と仲良くなるメリットを見出さなかった。
 
 
 
 
私はあまりにも、物をハッキリ言う性格でした。
竹を割ったような、と言えば聞こえは良いかもしれません。
ですが現実を見ると、「協調性がない」「優しさが足りない」
「自分を曲げない」……。
 
 
 
 
 
 
素直という言葉を盾にして、私はそんな自分に
胡座をかいていました。
自分を省みようとはしなかった。私の言葉で誰が傷つこうと、
知ったこっちゃありませんでした。
 
 
 
 
ですが、そんな私も絶望を知り、人間不信の闇に飲まれ
砂漠の中を永遠とさまよい続けて。
ようやく見えてきたトンネルの向こう側は
人の損得勘定を抜きにした、無償の愛があったのです。
 
 
 
 

◆ありふれた日常の中に答えがある

 
 
 
私はある時、過呼吸を起こし道端で倒れたことがあります。
苦しくて、つらくて。すぐにおさまると分かっていても、
動悸がおさまりませんでした。
 
  
 
立っているのもしんどくて、ズルズルと電柱に掴まりながら
座り込みました。
すると、ひとりの小学生が私に声をかけてきたのです。
 
 
 
 
「お姉ちゃん、大丈夫?苦しいの?」
 
 
 
 
今でも忘れることはありません。
その子は私の家の近くに住む近所の男の子で
何度か見かけたことはありますが、実際に
会話したことはありませんでした。
 
 
 
 
私は、子どもが苦手でした。あのまっすぐな瞳に
見つめられると、なんだかいたたまれない
気分になるからです。
小学生の男の子なんて、とくにうるさくて
苦手だと感じていました。
でも、その苦手な小学生が私に声をかけてくれた。
 
 
 
 
彼はすぐに大人の人に声をかけ、人を集めてくれました。
その中のひとりが救急車を呼んでくれて、
ひとりが私の背中をさすり、もうひとりが手を握りながら
「大丈夫だよ、もうすぐ救急車が来るからね」と
励ましてくれました。
 
 
 
 
私の手は震えて、目尻から涙がこぼれました。
道端で倒れ、体はとても冷えきっていました。
誰かが車の中から、毛布を取り出して
私の体にかけてくれました。
 
 
 
 
人は見ず知らずの人間のために、ここまでやさしくなれるのです。
 
 
 
 
救急車が到着し、住民の方が協力して私の体を持ち上げました。
力が入っていない人一人の体を持ち上げるのは、
ものすごく大変なことです。二倍近い重さを体感する、
という話を私は母から聞いたことがあります。
 
  
 
それでも、その場にいた方たちそれぞれがうまく連携をとり、
指示を出し合い、私の手を握ってくれていたおばあさんは、
救急車に乗る最後の最後まで私の手を握り続けてくれました。
 
 
 
 
 
私はその手に、その人のあたたかさに、救われたのです。
 
 
 
 
世の中には絶望だらけだと思っていた景色が
その時一変しました。
 
 
 
 
私が見えていないだけで。私が気づいていなかっただけで。
世界はこんなにも、やさしさで溢れていたのだと。
 
 
 
 
◆まとめ
 
ニュースばかり観ていると、嫌な事件ばかりが続いて
かなしくなります。ネットやいろんな情報を追っていると
人の心がだんだんと失われていくような気分に
なることもあります。
 
 
 
それでもだれかが大変な時には、人は支え合えるんです。
 
 
 
 
 
私がどんなに協調性がなく、優しさも足りなくて
自分を曲げない人間でも。
どんなに嫌な奴でも。こんな人間にも
倒れていたら助けてくれる人はいる。
 
 
 
 
私は人のあたたかさに触れ、自分の身の行いを
省みることができました。
今では人の相談に乗ることもあるし、
多少なりともだれかを気遣える心は持てている気がします。
 
 
 
 
自分にまず優しくならないと、人にも優しくはなれません。
自分を労ることで、私の世界は色を変え、
まわりも優しくあたたかな環境に変わっていったのだと
 
 

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