マインドフルネスを医療現場で実践してみた

マインドフルネス

マインドフルネスを医療現場で実践してみたのでその感想を含めて書いていこうと思います。

 

こんにちは。精神科作業療法士の大祐です。

 

最近、私が医療現場でマインドフルネスを実践しているんですがまず、このマインドフルネスというのは最近になって聞くことが多くなっていると思います。

NHKや民法などのメディア、本など類似本はたくさん出てますので見たことがある方もいると思います。

 

私は今アルコール依存症の患者さんを対象に取り組んでいますが効果は統合失調症・うつ病、神経症、パーソナル障害、などなど多くの病気に効果があると言われています。

 

アルコール依存症の患者さんは常にアルコールが欲しています。この欲する強さはある動物実験によると麻薬などの薬物依存とほぼ同等の衝動があり、これは自分の意志ではどうすることもできません。

 

よく色んな人が

「自分の意志で乗り越えます」

「飲み方を考えればいい」

と言われることが多いですがこれはいろんな方を見てきたし全国で有名な久里浜病院に研修にいったときも思いましたが自分の意志でなんとかすることができるなんてほぼ不可能です。

 

もしできているのなら依存症とう病名はつかないです。

 

依存症というのはもう自分の力だけではどうすることもできないので環境や人、ないし抗酒剤などのいろいろ支援を必要とします。

 

マインドフルネスはその治療の中の一つになります。

 

実践としてはまずは呼吸法という手法をとります。

 

これには自分の呼吸に意識を向けてお腹の膨らみ、へこみ、皮膚がつっぱる感覚、息が軌道を通る感覚などの自分で意識して呼吸する方法なんです。

 

これをゆっくりした口調でナビゲートすることによって呼吸に意識を向けていけるように促していきます。しばらく続けたのち受けた方に感想を聞くと

「眠くなりました」「昔の思い出が蘇ってきました」

「父母を思い出した」「いろんな自分に気づけた」

「無我の境地になった」

といろいろな感想をもらえたのだがこの感想から分かるように自分の呼吸に意識するということをしていたが頭の中は呼吸していることで身体の変化とではなく眠い、無我の境地、昔の自分など別の考えを膨らませていることが分かる。

 

クライアントが呼吸以外なことに注意が向いていることが気づけたことを伝えるとハッと我に返ったような表情をするんですね。

 

このハッとする感覚が非常に重要です。自分の考えに気づくことができたのだから。

 

人は無意識なうちに頭の中はいろいろと考えを巡らせているんですよ。しかも、それは過去だったり未来に自分だったり欲求だったりが頭の中を駆け巡っているわけです。

 

俗にいうモンキーマインドです。

 

頭の中にいろんなサルが鳴いている感覚。これは誰にも起こっていることであるが意識しないと気づくことができない。ましてや、その鳴き声に自分を支配されてしまうこともある。

 

普段自分の中の当たり前にしていることに気づくことで自分の感情と距離を置くことができて少し離れた視点で物事が見られるようになります。

 

ただし、一回や二回受けただけではなかなか体感しにくいのでこれからも継続して実施していく。

 

そしてこれは、自分自身にも大きな効果をもたらすので継続していきその結果を検証していきたい

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