自問力を知って自分に応用してみる。
こんにちは。精神科作業療法士の大祐と言います。
この「自問力」という本をご存知ですか?
この本なんですが2日前に購入してなんとなく読み始めたんですが内容が面白くて一気に読んでしまいました。
以前、私のブログで顕在意識、潜在意識という内容で書いたんですがこの顕在意識への具体的なアプローチだなと繋がるものがあって理解が深まる感じ。
この記事ですね↓

本書で書かれているの内容で大きなテーマになっているんが5つの自分への質問というのがあります。これがなかなかすごくて今日から使えますし行動に変化が起こりやすいと思います。
私は精神科で働きだして日々、いろんな方と接しますが多くの人が自分への質問が偏っています。
だいたいネガティブですね。まあ、ネガティブというのもはるか昔は私達を守ってくれる大きな盾にもなっていたんですが現代においては少し重荷になっていると考えています。
この5つの質問をここで明かします。ネタバレになりますが・・
まあ、詳しいことは本書にかいてますので詳しいことが見たい方はぜひ手にとってみてください。
1、自分の得たい結果は何だろう?
2、どうして、自分はそれが得たいのだろう?
3、どうしたら、それが実現できるだろう?
4、これは、自分の将来にとってどんな意味があるのだろう?
5、今、自分のすべきことはなんだろう?
※p30引用
この5つの質問が日々の私たちの行動に変化を起こします。
実際に私たちは自分の頭のなかでいろんな選択をしているわけです。
「今日のご飯はどうしよう?」
「昨日は確か肉食べたから魚のほうがいいかな。でも肉食べたいな」
こんな感じで自分の頭のなかで相談して決まったことを行動に移しているわけです。
ただし、この自分への質問(自問力)が自分への問を間違っている人が多いわけです。
例えば初めて何かに取り組む時
「私にできるだろうか?」
と問うと
「いや、初めてだし難しいからできないと思う」
と自分の回答が帰ってくる可能性が高いでしょう。
しかし
「初めてのことだけどどうやったらできるかな?」
「とりあえず、情報が足らなすぎるからまずネットか本でも見てみよう」
同じ刺激に対して自分への質問のしかたによって行動は大きく変化します。
この5つの質問は医療にも十分に応用できるし特に目標を定まりにくい人には一定数効果を見込めると考えています。
治療は何も精神科だけの治療でなくていろんな視点から活用できそうなものはどんどん活用するのがその人の満足度を上げることに繋がりますね。
この5つの質問を自分で意識して自分に問いかけることで今までとは少し違った捉え方ができるのではないでしょうか?
私自身もこの質問を意識してどう変化するか自分で自分を観察していきたいと思います。何か変化があれば追加報告していきますね笑
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