不眠症だけど薬に拒絶感があった

目をつぶってリラックスした様子で眠る猫の画像 体験談
 こんにちは。
精神科作業療法士の大祐です。
 
 
 
 
精神科でよくある悩みの一つに 
「不眠」
があります。
 
 
 
人間にとって眠れないというのは
非常にストレスがかかりますし
明日へのエネルギーも枯渇してしまいます。
 
 
しかしこの不眠について
睡眠薬を非常に嫌う人がいます。
不眠症だけど薬に拒絶感があったという人です。
 
 
このことについて
体験談を通して
話しを聞いたのでシェアしますね。
 
 
 

 

-睡眠薬をもらって寝れたときの感覚-

 
 
 
うつ病になって私が一番苦しかったのは、
夜に眠れなかったこと、
そのため昼夜逆転してしまったことでした。
 
  
 
 うつ病であるという認識がない時に初めて出てきた
自覚症状は、眠れなくなったことでした。
  
 
 
眠るために取った行動は、
アルコールの力を借りて眠りにつくことでした。
しかしアルコールを飲んでも真夜中に必ず目が覚めてしまいます。
 
 
 
そして自分がしたことは、眠るために、またアルコールを飲む事。
症状が一番酷かった時は、500mlのビールを5本飲んでも、
一睡も出来なかった時の事です。
 
 
 
 
それでようやく心療内科にいく決心がつきました。
心療内科に通院し、初めて先生と問診が始まり一通り
診察が終わった時に先生から、こう切り出されました。
 
 
 
 
先生:「完全にうつ病ですね。明日から、しばらく会社は
休んだ方がいいでしょう。
眠れない状態も大変苦しいでしょうから睡眠薬を出しますね」
 
 
 
 
 
私:「睡眠薬ですか?今まで飲んだことがないので、飲むことに抵抗があります。睡眠薬を一度飲んだら今後飲まないと眠れなくなることってないですか?本当に病人みたいで。 
睡眠薬を飲まないといけないんでしょうか?」
 
 
 
 
 
 
先生:「○○さんね、私から言わせれば、眠るのに500mlのビールを5本飲む方が不健康と思いますよ。睡眠薬も昔は確かに常用性がありましたが、今ではそんな事もありませんし安心して飲んで下さい。眠れなくて苦しいんでしょ?」
 
 
 
 
 
 私:「は、はい・・・わかりました・・・(以降、無言)」
 ひどくショックでした。
 
 
 
 
診療内科からの帰りの電車の中で、
「自分は睡眠薬を飲まないといけない程、ひどい体になったんだ・・・もう生きているのも意味がないのかも・・」 
そんな思いが頭の中でグルグルと廻っていた事だけは
覚えています。
あとは、どうやって家に帰ったかは、よく覚えてません。
 
 
 
 
ただ、その日は処方された睡眠薬を人生で初めて飲んで、
本当に久々に熟睡できました。
本当に”寝むれた”という感覚でした。
(ちなみに、その時の薬は①デパス錠1mg②頓服
としてロヒプノール錠という名前でした。)
 
  
 
 
 
 
私と同じように睡眠薬を飲むことに抵抗がある方も
いらっしゃると思いますが、私の経験上は
睡眠薬に対して良くない先入観を持ち過ぎていたと思います。
 
 
 
 
 
今も睡眠薬は服用していますが、
寝るためのおまじない程度の飲んでいるため
いつでも止められると思って
います。気持ちよく眠れることが一番ですので
不眠で苦しんでいる方は先生の指示に従い
睡眠薬を服用することをお薦めします。

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