あなたを否定する人の心理とは

精神科作業療法

今日、病院で20歳前半の女の子から相談されました。

「芸能人になりたい。」

 

こんにちは。精神科作業療法士の大祐です。

 

 

これを聞いたあなたはどう思いますか?

 

 

ちなみに看護師は「妄想だから・・」としっかり話しを聞いていない様子。

 

 

確かにこんな感じで対応する看護師の気持ちもわからないことはないですが決めつけるのは違うのではないかというのが私の考えです。

 

 

そもそも、この「芸能人になりたい」という言葉に対して聞いた側の心理に「それは無理」という思いが潜んでいるような感じがして仕方ない。

 

 

仮に無理と思っていたとしましょう。

 

 

 

この無理という思いはどこからくるのでしょうか?

多くは

 

 

「芸能人なんてそんな簡単になれるものじゃない」

「もっと何か能力がないといけない」

 

 

 

こういったことが考えとして浮かんでくるのではなでしょうかね。

 

 

 

しかし、私は芸能人になったことはありません。なのでなり方もわかりませんし、どこかオーディションを受けて採用されたらなれる道が見えてくるのかなというようなボヤっとした感じでしか分かりません。

 

 

 

そしてその看護師さんも芸能人ではないです。なのでその方法も詳しくは知らないはず。でも否定する。

 

 

これは心のどこかでなれるはずがないと決めつけているわけです。

 

 

これは身近の人間関係(家族)であればよりこの傾向が強くなります。

 

自分の安心できるところで自分の経験している範囲、聞ける範囲においておきたいのです。

 

言葉を変えて「心配している」「他にもいい仕事ある」と説得にまわるでしょう。

 

でも私達がなったこともやったこともないことを最初から無理と決めつけるのは本人の意志はどうなるのでしょうか。。

 

この言葉の真剣さはどのくらいあるものなのかはしっかり聞いていかないといけないですがまずは、話しをしっかり聞いてあげるべきです。

 

 

どんな思いで芸能人になりたいのか。そこから何を得ようとしているのか?そのためにどんなことができるのか?

 

 

 

私は悩みました。何に悩んだか?

 

どうすれば作業療法士として力になれるのだろうか。。

芸能人のなり方もわからないし、知り合いになっている人もいない。

 

 

 

でも何か今できることで機会を与えてあげることはできるのではないかと考えました。

 

その女の子は歌を歌うのが好きです。最近の歌は興味をもって聞いています。

 

 

なので病院内のイベントでバンドを組むことが決まっているのでゲストボーカルになってもらうのはどうだろうかと。

 

一つの機会を提供することが何かのきっかけになるかもしれない。

 

 

もしかしたら、もっとその夢を強くもつかもしれない。

 

もしかしたら、何か違和感をもつかもしれない。

 

ただ、何を感じるかは本人しかわかり得ないこと。

 

 

であれば少しでも機会を提供することで新たな発見があるかもしれない。

 

例えば芸能人になりたい裏の気持ちは

「異性にもてたい」

「目立ちたい」

「認められたい」

などなど出てくるかもしれない。

否定するよりまず聞いてみて出来る限り機会を提供する。

 

 

 

ちなみに私達も普段生きているといろんな夢や希望があると思う。

 

これを知らず知らず押しこらえていることがよくある。しかも言葉にさえ出せていないのかもしれない。

 

同じく否定されることも度々あったから。でもその否定はその人があなたの夢を実現していて言っている言葉なのか

それとも、イメージで言っていることなのか。。

前者なら素直に聞くべき。

 

しかし後者なら参考程度で聞き流していいと私は考えている。

 

やったことないのに否定するのは価値観を押し付けているだけ。

 

人は本来自由です。何でもできるしなんでも挑戦できる。

本人が望めば。

 

私の考えは世の中的にも医療的にも少しずれているかもしれませんがそれでも私は自分の思うことに素直に行きたい。

 

 

 

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